車検の時にパーツ交換を早めにした方が良いの?
車検の時にパーツ交換を早めに行うかどうかは、そのパーツの状態や消耗具合によって異なります。
例えば、ブレーキパッドやバッテリーの場合、車検を通過するには必要な条件を満たしていても、次の車検より前に交換を検討するタイミングが訪れている場合があります。
車検は次の車検まで持つかどうかまでは考えていません。
現時点での走行に問題がないかが、あくまでも車検が通るかの条件です。
例えば、ブレーキパッド。
現時点ではブレーキに問題がない場合でも1年後にはブレーキの効きが悪くなるかもしれません。
そういった時は車検のタイミングで交換するか、あるいは1年後を目安に交換するかは所有者の判断となります。
ブレーキパッドは、摩耗や劣化が進行すると制動力が低下し、ブレーキディスクを傷つける危険性もあります。
そういった意味で車検時には最低限の厚さを満たしていても、交換を勧められることがあります。
特に過酷な条件下で車を使用している場合は、消耗が早まることがありますので、定期的な点検をおすすめします。
バッテリーも同様に、次の車検まで持つとは限りません。
バッテリーの持ちが悪くなるとバッテリー上がりの症状が発生し、エンジンがかからなくなってしまいます。
バッテリーの持ちは2年程度と言われていますから、次の車検まで持たないリスクを考えると、早めの交換を推奨しています。